浄土宗 大河山華厳院  圓福寺

宝物・文化財

木彫立体當麻曼陀羅

第9世 光世上人が、元禄6(1693)年から元禄10(1698)年迄5年の歳月をかけて彫立され、厨子(縦287㎝×横242㎝)に納められた、全国でも稀有な 立体の當麻曼陀羅であります。阿弥陀仏の西方極楽浄土のあり様を『観無量寿経』のもとづき詳細にあらわしており、人々に阿弥陀仏の極楽浄土の美と歓喜のイメー ジ、そして有り難さを鮮明に伝え、欣求浄土の思いを喚起させるものであります。

春日部市指定有形文化財

木彫立体當麻曼陀羅

木彫立体釈迦涅槃像

光世上人は、當麻曼陀羅の制作と並行して、「釈迦涅槃像」の制作をすすめられました。お釈迦様御入滅の様子を立体彫刻で表したもので、絵筆にて描かれた涅槃図は多くつくられているが、立体の像は貴重な遺作でありまする。厨子の大きさは縦287㎝横242㎝の大作であります。

春日部市指定有形文化財

木彫立体釈迦涅槃像

木彫閻魔王宮と八大地獄図

光世上人46歳の元禄13(1700)年、この制作に取りかかられました。地獄の世界を描かずにして、お念仏による極楽往生は浮かび上がって こないと考えられたのでしょう。恵心僧都源信の『往生要集』を参考に、鬼と業火の八大地獄の諸相を、丹念に2年の歳月をかけ彫られました。縦250㎝横 660㎝の巨大な地獄絵のレリーフであります。このレリーフは折りたたむことができるように製作されています。

春日部市指定有形文化財

木彫閻魔王宮と八大地獄図

法然上人ご一代記

浄土宗を開かれた宗祖法然上人80年のご生涯を、12枚のレリーフにより表しています。ご生誕からご往生までの場面を彫り、丹念に彩色を施しています。旧本堂の内陣欄間に飾られていたものを現在は曼陀羅堂の壁面に収蔵しています。

法然上人一代記

二十五菩薩来迎の像

光世上人の作としては、初期の像でありまする。同じく厨子に入り、阿弥陀仏と二十五の菩薩がそれぞれ彫られています。西方極楽浄土より往生人のところへお迎えをいただいている様子、いわゆる「来迎」の姿を表しています。

二十五菩薩来迎の像

弥陀三尊来迎仏

厨子入りの立体像である阿弥陀仏と観音菩薩・勢至菩薩が、まさしくお迎え(来迎)に来られている様子を表したものであります。阿弥陀仏は伝恵心僧都作と伝えられ、両脇侍を光世上人が補作したものと伝えられています。

春日部市指定有形文化財

弥陀三尊来迎仏